今日のこと
人生で初めて身内の葬式に参列してきました。
というよりは生まれてから初めて身内が亡くなりました。
以前お題から書いたおじいちゃんですね。
葬式なのに突っ込みどころが多いんですよね。
お通夜をできなかったので、お坊さんの計らいでお通夜、お葬式、初七日のお経を読んでくださったわけですが、お焼香のタイミングでお坊さんが「焼香!」って叫んだんですよ。
野球部の「整列!」みたいだなと思うと遺影で笑っているおじいの顔が若干苦笑いに見えました。
そして遺影をもらっておじいの家に戻ってお供えとともに簡易的な祭壇において御鈴も買っておいたものを置いて、お茶を飲んで一息ついたときに葬儀場から渡されたものを見てみると、ちっちゃい遺影と御鈴が一つ。
いや、あるし...御鈴はいいとして、遺影は自分が渡したやん...
あと遺影の写真が30年前のものでした。自分の親よりも断然若い写真で壁に並んだおじいを見て「お、チートやん」ってなりました。
ちっちゃい遺影はおばあが抱いて寝るってことで決着がつきました。
おじいは生きてる時よりもいい笑顔で寝てました。
88歳、癌もやったのに克服してよく生きた。
15円あったら腹いっぱい飯食えたのに、が口癖だったんで、骨壺には15円入れてやりました。
死後は修業をするそうです。四十九日の間、この世からあの世に移動して、そのあとさらに修業。
死んでもなお苦労すんなおじいよ。
修業に疲れたら、15円でたらふく飯食うんだぞ。
またな。